幸いにもタイピングには問題ありませんが、感覚が鈍くて気持ちが悪いので早めに温めたい所です。
どれもこれもめっきり寒くなったせいなんだ……数年前は、この時期でも暑くてたまらなかったはずなんですけどね。
さて、本日は食レポじゃなくて例のマムシの話をしましょう。
この記事で紹介した彼らの事です。
あれからもちょくちょくと持ち込みがあり、数が増えていたマムシたちですが、先日、遂に運命の日がやってきました。
そう、
もう捌かれるという文字だけでわかると思いますが、本日はちょっとだけ精神によろしくない写真が載っております。
もしも血とか生のお肉とか蛇が苦手な方は、今日は戻ることをおすすめします。
それでは少しだけスクロールしましょう。
準備はいいか? 俺は出来てる。
では、ここから本番です。

こちらのペットボトルや瓶には、それぞれ一匹ずつ捕獲されたマムシが入っています。
第一の作業は、この中からマムシを引きずり出すことです。

引きずり出されたマムシの頭を押さえ、魚を捌く時のように頭を包丁で叩き、気絶させます。
当然、刺激されて興奮している状態ですので、噛まれないよう慎重に行う必要があります。
が、作業をしていたお茶工場の工場長は慣れた様子でパパパッと気絶させていました。
その後、口の毒牙を切り離し、首元に包丁で切れ目を入れます。
そして、切れ目の部分の皮をグーッと引っ張って……

べろりん
このまましっぽの方まで引っ張り、皮を完全に剥きます。
ヘビが丸裸になったら、同じく切れ目の部分から内臓類を引っ張り出します。
こちらもまた、皮と同じようにべろんと剥がれます。

皮も内臓も剥がれた蛇です。この状態でも体をくねらせていました。
既に死んでいる状態ではありますが、筋肉に残った電気が身を動かしているのだとか。

剥かれたヘビは、そのまま炭火にかけられてじっくりと焼かれます。
白くなるまで焼かれたヘビは……いったいどこへ行くのでしょう?
まぁそこらへんは坂野さんが後日書いてくれると信じています。
この工程を繰り返して焼かれるマムシですが、たまに子供を抱えた母ヘビがいる事があります。
その場合は、フライパンの方で子供をそのまま焼いて食べるそうです。
たまに生きている事もあるらしいですよ……。
ちなみにマムシの子供の丸焼きは食べてみましたが、ほろ苦くておいしかったです。
如何だったでしょうか?
自分でもヘビを捌くのを見学するのは初めてでしたが、色々と得るものが大きい機会でした。
皮が思いのほか簡単に外れていたり、お腹の中にほぼ完全で生きている子供がいる事もあったりと、普通に生活していては中々お目にかかれないものだと思います。
貴重な経験に感謝しつつ、本日はここまでで。
お次の私の記事はまた食レポです! もう半分越えているので近く終わる予定ですよ!
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